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日本の「自動販売機」伝説のウソとホント 序章

Updated: Sep 16

An introduction to the history of Japanese vending machines (Japanese version)



We also have an English version of this article about Japanese vending machines.


はじめに


オーロラベルトから赤道直下の国に住む人まで、世界中の旅行ファンは、日本の自動販売機にまつわる神話に釘付けだ。観光客を惑わせる数々のアイテムで彩られた自動販売機が、数え切れないほど存在する。自動販売機で売られている変なアイテムは、バックパッカーやYouTuberたちの間で、ずっと前から、注目の的だった。


街角のあちらこちらにアルコールやマニアックなオモチャが売られているという噂に、皆は取り憑かれているけれど、現実は、ちょっと違う。もちろん、日本中どこにでも、自動販売機は存在する。本当にどこでも!

でも、多くのメディアが報道しているヘンな自販機は、それほど見つけられなかった。自販機にまつわる多くの逸話は、もしかしたら、誇張された「神話」に過ぎないのかもしれない。



その1: 日本の自販機の幕開け


日本、とりわけ東京は、最も時の流れが速い都市のひとつだろう。忙しない日常では、常に効率が求められる。マラソンランナーにとっての給水ポイントのように、手の届く範囲に自動でエネルギーチャージできる場所があること以上に、便利なことって何だろう?


そして、自販機の噂は本当だった。自動販売機が見つからない場所なんて、どこを探してもなかった。探している時に限って見つからないというのは、マーフィーの法則だが、自動販売機の明かりを見失うことはまずない。もっとも、見つけようとしているのが、缶コーヒーやペットボトルに入ったお水、コカコーラではないというのであれば、話しは別だ。


例えば、タバコの自販機の数がそれほど多くないように思える。日本で最初の自販機が、タバコの自販機であったにも関わらず。タバコの自販機は、俵谷高七によって、1888(明治21)年に生み出された。その後、1950年代に、お菓子の家ならぬジュースの泉が開発されるまで、自販機はそれほど利用されてこなかった。


ジュースによってブレイクスルーを起こした後、1960年代、自販機ビジネスは急成長を遂げた。1970年には、自販機の数は100万台を突破し、1985年には、500万台に到達した。


第二章に続く

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